Spec fPL 検査
(猫膵特異的リパーゼ)

非特異的な症状に、特異的な解答を

診察中の体調不良の猫は膵炎かもしれません。病歴や身体検査、臨床検査所見が非特異的なため、猫の膵炎がどれほどありふれているのか実感できないだけかもしれません。

最近のThe Journal of Veterinary Pathologyに掲載された研究では、剖検に供された猫では、死因にかかわらず67%に組織学的な膵炎が認められ、臨床的に健康な猫でも45%に組織学的な膵炎があったということが報告されています。

臨床的に明らかな膵炎の有病率はここまで高くないとしても、この所見は膵臓の炎症が糖尿病・炎症性腸疾患・胆管肝炎や肝リピドーシスといった様々な疾患と併発するということを支持しています。

Spec fPL® Test

猫の膵炎において、高感度・高特異性

 

Spec fPL検査は血液中の膵リパーゼを検出する簡単な血液検査で、患者の膵臓の健康状態についての情報が得られます。ですから、非特異的な主症状で全体像がよくわからないときでも、自信を持って診断および治療に取り組むことが可能になります。

 

実績:

Spec fPL検査は、テキサスA&M大学GI LaboratoryのDr. WilliamsおよびDr. Steinerとの協力のもとで、fPLI(猫膵リパーゼ)検査を改良し開発されました。

感度・特異性
感度:中程度から重度の膵炎では100%、軽度の膵炎では54%、総合では67%
特異性:健康な猫では100%、症状があるが組織学的に正常な膵臓の猫では67%、総合では91%

迅速な結果:
受付より1~2 日。Spec fPL検査は解釈がわかりやすく、迅速な診断や疾患のモニタリングに役立ちます。

検査ご依頼方法
検体必要量:血清0.2ml保存方法:冷蔵または冷凍※総合検査依頼書の「猫膵リパーゼ(f-PLI)」にチェックしてご依頼ください(猫膵特異的リパーゼ単体でのご依頼の場合は、検体採取証明書は不要です)

セット検査もご利用いただけるSpec fPL™

 

膵炎と併発することがある慢性の消化器疾患により、長期にわたる吸収不良のある猫では、血清コバラミン(VB12)や葉酸の濃度が変化することがあります。いずれも核酸代謝などに関与するビタミンですので、低下している場合には適切に補給することが治療の成功につながります。


総合検査依頼書の「猫膵リパーゼ(f-PLI)」にチェックしてご依頼ください。(猫膵特異的リパーゼ単体でのご依頼の場合は、検体採取証明書は不要です)
※コバラミン、葉酸は弊社米国検査センターにて測定しているため、検体を海外へ空輸しています。必ず依頼書の「検体採取証明書」欄にご署名(フルネーム)、ご捺印の上ご依頼ください。
*セットに含まれるSpec fPLにつきましては、結果を1~2日でご報告します。

 

Spec fPL™ 検査(猫膵特異的リパーゼ) 検査プロトコール