スナップ・proBNP(猫)

 

猫の心臓病のスクリーニングを血液検査で、その場で。


猫の心臓病は無徴候の場合が多く、実際の罹患率より低く報告されている可能性があります。

実際、健康に見える猫でもその16%が心筋症をもっていたという報告があります。しかし、肥大型心筋症をもつ猫に限っても約7割は心雑音が無かった、という報告もあり、猫の心臓病は診断が難しいとされています。※

スナップ・proBNP(猫)は、これら無徴候の猫の心臓病をより早期にスクリーニングで見つけ出すことをサポートいたします。

<利用例>

● 無徴候の心臓病の検出に
心臓病ハイリスク群(品種、心雑音、ギャロップ、不整脈)の無徴候猫の中等度以上の心臓病を検出することが可能
● 中等度以上の心臓病の除外に(例:健康診断)
一般的な猫の母集団で中等度以上の心臓病の除外が可能
● 呼吸器症状の原因疾患の鑑別に
● 画像診断が困難な場合

※Paige CF, Abbott JA, Pyle RL, Elvinger F. Prevalence of cardiomyopathy in apparently healthy cats. JAVMA 2009; 234(11): 1398

SNAP Feline proBNP Test

血中におけるNT-proBNP濃度レベルを測定し、心筋への負荷の増大を
院内で迅速に評価することを可能にする新しいツールです。

 

● 結果を正常・高値の2パターンで表示
● 血液検査のため猫にかける負担も採血のみと最小限
● 検査手技も簡便、検査者による誤差が少ない

スナップ・proBNP(猫)は、アイデックス検査サービスのCaridopet® proBNP(猫)検査と同じテクノロジーを応用しNT-proBNP(N末端プロB型ナトリウム利尿ペプチド)を測定します。

A. Cardiopet® proBNPとスナップ・proBNP(猫)の高い整合性
一致率: 95%
(Cardiopet® proBNPで高値(270pmol 以上)とされた検体をSNAP proBNP(猫)が高値と判定した割合)

B. 猫の心臓病における正確度※
無徴候猫の中等度以上の心臓病を検出する感度・特異性

感度 85% 特異性 85%

※Machen MC, Gordon SG, Rush JE, et al. Multicentered Investigation of NT-proBNP Point-of-Care ELISA Assay to Detect Moderate to Severe Occult (Asymptomatic) Feline Heart Disease. Abstract presented at: 2013 ACVIM Forum; June 12–15, 2013; Seattle, WA.

スナップ・proBNP(猫)の使い方

 

1.
付属のピペットを用いて検体(血清)3滴をサンプルバイアル(以下バイアル)に分注する。コンジュゲートの入ったボトルを垂直に保ちながら、バイアルにコンジュゲートを5滴加える。
2.
バイアルのふたを閉め、4‐5回の転倒混和により検体を良く混ぜ合わせる。
3.
デバイス本体を水平に置き、バイアル中の検体全てをサンプル注入口に注ぐ。サンプルは反応膜を横切りアクティベートサークルの方向に流出する。
4.
サンプルがアクティベートサークルに達したら、完全に青色になる前にアクティベーターを押す。このときアクティベーターが本体の基底部と水平になるまで完全に押し下げること。
5.
10分後に判定を行う。

 

 

製品仕様

内容物:   デバイス、コンジュゲート、ピペット、サンプルバイアル
貯法:     2~8℃にて保存
使用目的:  猫血清又は血漿中の心臓バイオマーカーNT-proBNPレベルの推定
検体:       猫血清又はEDTA血漿

 

判定方法

 

正常
 

サンプルスポットの発色がコントロールスポットの発色よりも薄い場合。
(サンプルスポットは発色しない場合もある) 

 

高値
サンプルスポットの発色がコントロールスポットの発色と同程度又は濃い場合。

判定保留

注:判定保留の場合には再検査を行う。
• バックグラウンドが発色し、結果判定が困難な場合
• コントロールスポットが発色しない場合