IDEXX カタリストDx 血液化学検査器

 


独自のドライスライドテクノロジーに基づいた検査精度を保ちつつ、検査ワークフローの全自動化と高い処理能力を同時に実現。犬・猫のスクリーニングおよび麻酔前検査に必要かつ十分な検査項目をすべてまとめた試薬「カタリストDxクリップ」の採用により、院内検査業務の効率化に貢献します。

  • 検査ワークフローの全自動化で煩雑な検査作業をシンプルに。遠心作業も不要
  • あらかじめ複数枚の試薬スライドがセットされたクリップを採用。
    スライドを1枚ずつ開封する手間から解放
  • 犬・猫の検査に最適なスクリーニング検査を提供するクリップ。
    電解質検査用のクリップ、麻酔前検査用のクリップも用意
  • 複数のサンプルを同時に検査できるよう2個のサンプルトレーを用意し、
    高い処理能力を実現 

 

IDEXX検査情報管理システム IDEXX ベットラボ ステーション (別売) に接続すれば、患者情報の入力や検査報告書の出力を一括して管理できます。 

飼い主様に説明しやすく、 そのままお渡しできる検査結果報告書(日本語・カラー)

Catalyst Dx Analyzer

より迅速な検査結果を、より少ない手順で

従来の検査作業をシンプルにすることで、獣医師やスタッフの皆様の負担を減らし、より迅速な診断をサポートします。

検査ワークフローの全自動化で、煩雑な検査から解放

  • ワンタッチで機器にセットできるクリップ
  • シリンジで採血して全血セパレーターに移しクリップと共に機器にセットするだけ
  • 全血をセットするだけで検査が可能
  • フレキシブルに選択できる21種類の単項目スライドも用意
  • 遠心分離器を内蔵
  • 手技が少ないことでミスを軽減
  • サンプルの自動希釈機能
  • 患者情報の一括管理が可能

 

患者とオーナー様への迅速な検査結果報告を可能に

  • 複数のサンプルを同時に検査
  • 約8分後に検査結果を出力
  • 犬の総合スクリーニング検査に最適なChem17クリップ
  • 猫の総合スクリーニング検査に最適なChem15クリップ
  • 犬・猫の麻酔前検査に最適なChem10クリップ
  • 犬・猫の電解質検査に最適なLyte4クリップ

干渉物質を抑制するドライスライドテクノロジー

 

動物の血液サンプルでは、約73% が干渉物質から影響を受ける可能性があると指摘されています。ドライスライドテクノロジーは、干渉物質(脂質、ビリルビン、ヘモグロビン)を除去する「ろ過層」により、干渉物質による検査結果への影響を最小限に抑制します。

 

干渉物質による検査結果への影響を最小限に抑制するドライスライドテクノロジー

 

患者検体

拡散層の上に配置

拡散層

検体を均一に広げる

ろ過層

検査結果に干渉する物質をろ過する

試薬層

試薬と検体を反応させる

検出層

反応した検体を光学分析用に回収する

保護層

光学インターフェース

ドライスライドテクノロジーの動画(英語)をご覧ください

 

IDEXX カタリストDx 血液化学検査器 主な製品仕様
  
本体寸法W 36.2 × D 41.0 × H 44.5 (cm)
本体重量21.7 kg
電源AC 100 240 V, 50 60 Hz
インターフェースイーサネットポート(ベットラボ ステーションと接続)
温度(推奨)

動作15 30℃

保存5 38

相対湿度(推奨)

動作15 75%

保存20 ~ 85%

IDEXX カタリストDx 試薬スライド

 

効率よく、無駄のないスクリーニング検査をサポート

異常な器官系の検出を目的として行われる血液化学スクリーニング検査。感度が高く、特異性も十分な項目を、必要かつ十分な範囲で設定する必要があります。カタリストDxは、スクリーニング段階で必要かつ十分な項目をセットした、犬用、猫用、さらに麻酔前検査用のクリップと、患者様の病態に合わせてフレキシブルに検査項目を選択できる単項目スライドを用意しています。 

 


カタリストDxは―

  • 効率よく無駄のない検査をサポートするクリップを採用
  • クリップはスクリーニング段階で必要かつ十分な項目をセット
  • シリンジで採血して全血セパレーターに移しクリップと共に機器にセットするだけ
  • 21種類の単項目スライドも用意
  • 病態に合わせたフレキシブルな検査項目の選択が可能

 

ワンタッチで機器にセットできるクリップ

スライドを1 枚ずつ開封してセットする煩雑さからも解放 

  

 Chem 17 クリップ
犬の総合スクリーニング検査に 
TP, ALB, ALT, ALKP, GGT, TBIL, CHOL, GLU, AMYL, LIPA, BUN, CREA, PHOS, Ca

Chem 15 クリップ
猫の総合スクリーニング検査に 
TP, ALB, ALT, ALKP, GGT, TBIL, CHOL, GLU, BUN, CREA, PHOS, Ca

 

 

 

 
Chem 10 クリップ
犬・猫の麻酔前検査に 
TP, ALB, ALT, ALKP, GLU, BUN, CREA
 

Lyte 4 クリップ
犬・猫の電解質検査に
Na, K, Cl

 

 

※ Chem 17、15、10には、以下3つの演算項目が含まれます。 ALB/GLOB, GLOB, BUN/CREA 
※ Lyte 4 には、以下の演算項目が含まれます。Na/K
※ Lyte 4クリップのスライド(Na, K) をChem 17クリップ、Chem 15クリップ、Chem 10クリップにセットして
  測定した場合、 演算項目としてOsm Calc (浸透圧計算値)が追加されます。
  血漿浸透圧 = 2(Na+ + K+) + Glu/18+ BUN/2.8      糖尿病、腎疾患、高浸透圧症候群などの指標になります。

 

21種類の単項目スライド
クリップに組み合わせれば、患者様の病態に合わせフレキシブルに検査項目を選択することが可能な21種類の単項目スライドを用意しています。 

TP, ALB, ALT, AST, ALKP, GGT, TBIL, CHOL,
GLU, AMYL, LIPA, BUN, CREA, PHOS, Ca,
CK, LDH, URIC, TRIG, NH₃, Mg

採血からセットまで、シンプルなステップで検査効率を向上

 

動物医療に特化したカタリストDxは、使いやすさ、フレキシブルさ、そして高い処理能力で、現場スタッフの方々の作業の流れを簡略化します。

  • わずかな時間で、全血サンプルをシリンジから全血セパレーターに移し、素早く機器にセット可能
  • 全血、血清、血漿のいずれの検体種類でも使用可能
  • 複数のサンプルを同時に検査できる2個のサンプルトレーで高い処理能力を実現

 

ヘパリンチウム全血セパレーター よくあるご質問

 

1.測定に最低必要な検体量は?

ヘパリンリチウム全血セパレータの線の部分(600~800µL程度)まで。健康状態がよければ、遠心後のサンプルのおよそ半量が血漿として使用できます。

 

2.最低必要な検体量はどのように分注すればいいのですか?

1mLのシリンジを使用して分注いただくか、可変ピペッターの使用を推奨いたします。

 

3.Chem17を測定する際、0.5mLチューブは使用可能ですか?

通常500µLの全血を遠心した際、おおよそ半量の250µLの血漿を生成できます。そのため、最大12項目まで測定可能ですが、Chem17ですと検査項目が14項目必要になるので、1.3mLチューブの使用をお勧めします。

 

 

4.ヘパリンリチウム全血セパレータ内のサンプルは、測定するまでどのくらいの時間放置できますか?

測定は少なくとも30分以内に行なってください。採血からなるべく早く測定するようにしてください。グルコースやNH3などの検査項目に大きく影響いたします。

 

5.全血、血清、血漿それぞれ室温、冷蔵、冷凍した場合、どのくらいの時間まで放置できますか?

血清、血漿の場合:室温では4時間まで。その後は冷蔵庫(2-8ºC)で48時間まで保存可能。その後は冷凍(-18ºC)にて保存。
全血の場合:遠心して血漿化すれば上記同様に保存可能。遠心しない場合は30分以内にカタリストで測定を行なってください。※室温より冷蔵での放置が望ましい。ただし冷凍は不可。

 

6.特にエキゾチック動物など小動物のサンプルにおいては、最低必要検体量を満たすため希釈しても問題ありませんか?

正常な検体濃度のサンプルを希釈することはお勧めできません。正しい結果が得られない可能性があります。

 

7.ヘパリンリチウム全血セパレータはどのように保管すればいいのですか?

室温にて保管できます。直射日光は避けてください。上部のキャップをはずさないでください。

 

8.ヘパリンリチウム全血セパレータに直接ペンで患者名などを記入してもよいですか?

ペンでの書き込みは可能です。結果に影響を与えません。ただしシールを張るのは不可です。

 

9.ヘパリンリチウム全血セパレータについている緑のキャップ、クリップのプラスチックはリサイクル可能ですか?

緑のキャップはエチレン酢酸ビニールで製造されているためリサイクル資源としての廃棄は対象外となります。一方、クリップのプラスチックはポリプロピレンで製造されているためリサイクル資源としての廃棄が可能です。

 

10.ヘパリンリチウム全血セパレータに残存している血漿を他の検査に使用できますか?

可能です。(例:電解質、スナップショットDxでのT4測定、ウィルス検査など)

 

11.採血する際、ヘパリンをフラッシュしたシリンジを使用することができますか?

ヘパリンリチウム全血セパレータを使用する場合は、プレーンタイプのシリンジを使用することを推奨いたします。サンプルへの過剰なヘパリン投与は検査結果に影響を及ぼす可能性があります。

 

12.採血後、ヘパリンリチウムチューブに分注、その後サンプルをヘパリンリチウム全血セパレータに移して使用することができますか?

ヘパリンリチウム全血セパレータを使用する場合は、プレーンタイプのシリンジから直接ヘパリンリチウム全血セパレータにサンプルを分注することを推奨いたします。サンプルへの過剰なヘパリン投与は検査結果に影響を及ぼす可能性があります。

 

13.カタリストDx測定後にヘパリンリチウム全血セパレータ内に残った血漿を、緑のキャップをしめてそのまま保存できますか?それともチューブ゙に移す必要がありますか?

残った血漿はヘパリンリチウム全血セパレータ内で保存することはできません(冷蔵、冷凍の場合も不可)。すみやかにピペッターで血漿をチューブに移し、その後キャップをしめて冷蔵保存してください。

 

14.もしプレーンシリンジで採血中、サンプルが凝固している疑いがある場合はどうすればいいのですか?

採血後、すみやかにサンプルをヘパリンリチウム全血セパレータに分注してください。最小限の凝固はサンプルに多大な影響を及ぼすことはありません。ただし、必ず推奨量(600~800µL)の全血を分注してください。尚、サンプルに大幅な凝固が見られた場合(変色など)は結果に影響を及ぼす可能性があるため、使用しないでください。

 

16.カタリストにセットする際、ヘパリンリチウム全血セパレータの緑のキャップは外しますか?

はい。必ず外した状態で機器にセパレータをセットしてください。

 
IDEXX ベットラボ 院内検査機器

動物種毎の基準値、検体中の干渉物質の影響を取り除く仕様など、まさに動物医療現場のために開発されました。