Pseudalert®プール、浴場水中の緑膿菌を24時間で検出![]() ![]() ![]() Pseudalert®を使用し緑膿菌を検出することで、抵抗力が落ちた人々が化膿性発疹、外耳炎、その他感染症にかかる危険性を迅速に回避します。
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Pseudalert: 結果に自信を持つことができます。
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製品情報
検水量: 100mL 培養時間: 24時間 保存期限: 2~30℃で、製造から12か月間。 多湿・直射日光を避けて保存。 判定: 緑濃菌が存在すると、サンプルは蛍光を発します。 用途: 定性試験もしくはIDEXX Quanti-Tray®、Quanti-Tray®/2000 による定量試験
100mL検体用スナップパック:カタログNo.
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Pseudalert® の原理
Pseudalertは、ペットボトル水、プール、浴場水中の緑膿菌を検出します。
Pseudalertは、試薬内の酵素基質の加水分解によって緑膿菌の存在を示す細菌酵素検出技術に基づいています。 Pseudalertに含まれる豊富なアミノ酸、ビタミン類、その他栄養素により、緑膿菌の細胞は急速に成長・増殖します。 活発に成長する緑膿菌株は、試薬内の基質を切断する酵素をもち、その作用によりサンプルは紫外線照射で青白色蛍光を発します。
Pseudalert は、サンプル100mL中または250mL中、1cfuの緑膿菌を、非炭酸水サンプルでは24時間で、炭酸水サンプルでは26時間で検出します。
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Pseudalertの詳細な使用方法
定性試験 | 定量試験 | ||||||
![]() | 手順1 サンプルに試薬を加え(サンプルは黄色に変わります)、24~28時間培養します (38±0,5 °C)。 | ![]() | 手順1 サンプルに試薬を加えます。(サンプルは黄色に変わります) | ||||
![]() | 手順2 紫外線下で結果を判定します。 緑膿菌が存在すれば、青白色の蛍光を発します。 蛍光色の判定に関しては、Pseudalert クィックリファレンスガイド (PDF)をご参照ください。 | ![]() | 手順2 IDEXX 消泡剤を加えます。(泡が消えない場合) | ||||
![]() | 手順 3 Quanti-Tray® (測定可能菌数1–200) またはQuanti-Tray®/2000 (1–2,419)にサンプル全てを注ぎ入れます。 | ||||||
![]() | 手順 4 Quanti-Tray® 用シーラーで密封し、24~28時間培養します (38±0,5 °C)。 | ||||||
![]() | 手順 5 紫外線下で結果を判定します。 緑膿菌が存在すれば、青白色の蛍光を発します。 陽性ウェルを数え、最確数(MPN)表を用いてMPN値を算出します。 蛍光色の判定に関しては、Pseudalert クィックリファレンスガイド (PDF)をご参照ください。 |
よくある質問
Pseudalert では、どのような種類の水を検査できますか。
Pseudalert は特に、ペットボトル水、プール水、浴場水の検査向けに設計されています。 ペットボトル水とは、ペットボトル水の生産過程(原水から完成品まで)の、どの時点で採取されたサンプルでも構いません。 プールや温泉での処理の影響を考慮し、そこで使用される様々な化学薬品や洗浄剤にさらされた緑膿菌に対して、幅広い研究を実施しました。 Pseudalert は、これらのサンプルに含まれる緑膿菌を確実に検出するように考案され、開発されました。
Pseudalert が Pseudomonas aeruginosa(緑膿菌)のみを検出し、他の Pseudomonas 種を検出しない理由は何ですか?
Pseudomonas aeruginosa(緑膿菌)のみが、健康上の問題を引き起こすPseudomonas 種として知られています。 これを理由に、多くの国の規制は P. aeruginosa(緑膿菌)に限定して適用されます。
はい、結果が陽性である場合に有効です。 菌の植え付けが済んだ Pseudalert 存否判定サンプルは、24 時間が経過する前に Pseudomonas aeruginosa(緑膿菌)に対して陽性である場合、緑膿菌に対する陽性確認検査と見なされます。 ただし、サンプル内の緑膿菌について正確な定量判定を行う場合は、24–28 時間かけて培養した時点で結果を読み取る必要があります。
はい、結果が陰性の場合は有効です。 菌の植え付けが済んだ Pseudalert サンプルが、不注意で 28 時間以上培養された場合、青い蛍光色にならない場合は陰性結果は有効です。 ただし、28 時間後に青い蛍光色になる場合は、陽性結果は有効ではありません。再検査または検証の必要があります。
51 ウェル Quanti-Tray または 97 ウェル Quanti-Tray/2000 を Pseudalert と一緒に使用できますか?
はい、 Quanti-Tray と Quanti-Tray/2000の両方を Pseudalert と一緒に 100 mL フォーマットで使用できますが、250 mL フォーマットでは使用できません。
Pseudalert には、どの容器を使用すれば良いですか?
存否判定には、滅菌済み、透明、非蛍光性の容器を使用してください。 Quanti-Tray と Quanti-Tray/2000 システムには、滅菌済みなら、どの容器でも使用できます。
Quanti-Tray または Quanti-Tray/2000 に入った Pseudalert でサンプルを検査するとき、消泡溶液が必要となる理由は何ですか?
サンプルと試薬を混合すると、発泡が起こる可能性があります。 Quanti-Tray®または Quanti-Tray/2000®内でサンプルを密封する前に発泡を抑えるため、IDEXX 消泡剤が必要になります。