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IDEXX APP エリーザキット

アクチノバシラス・プルロニューモニエ(APP)

IDEXX APPエリーザキットは、豚血清中から豚胸膜肺炎の原因病原体であるアクチノバシラス・プルロニューモニエに対する抗体を、APPの血清型と関係なく検出します。ワクチン接種済み個体(検査結果陰性)と感染個体(検査結果陽性)の識別が可能です。(動物用体外診断用医薬品)

  • ApxIV毒素に基づく検査
  • APxIV毒素の共通性と特異性により、全ての血清型が検出可能
  • 他の細菌との交差反応性なし
  • 正しいワクチン接種タイミングを検討する上で、移行抗体レベルの把握に適したツール
  • 野外感染個体とワクチン接種済み個体を識別するDIVAシステム
  • 試薬はすぐに使用可能

*入手可能または流通地域:米国以外

 

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検査の詳細


特徴

  • 血清検体
  • 約2時間のアッセイで結果を取得

製品コードとサイズ

99-41539(5プレート/ストリップ)

アクチノバシラス・プルロニューモニエ(APP)

アクチノバシラス・プルロニューモニエ(APP)により引き起こされる豚胸膜肺炎は、感染力が高く、大きな経済的損失を引き起こす可能性のある肺疾患です。豚胸膜肺炎は急性疾患で、呼吸困難、咳、食欲不振、鬱、発熱、場合によっては嘔吐などの臨床徴候があります。治療をしない場合、病気は極めて急速に進行し、数時間以内に死に至る可能性もあります。慢性感染の場合、咳や胸膜炎などの特徴があります。

感染個体を見分けることが重要です。実際、APPに感染しても疾患の臨床的証拠が見られない動物も多数います。保菌豚は鼻腔や扁桃腺にAPPを保有しています。これらの豚は群れの間で感染を拡大させる代表的な主な要因です。毒性のあるAPP株に感染した動物と免疫のない動物を混在させたり、不適切な管理を行ったり、同時感染(PRRS、オーエスキー病など)やストレスにより、重篤な臨床疾患が急に発生する場合があります。

APPはRTX毒素ファミリーに属する4種類のタンパク細胞毒素(APx I、Apx II、Apx III、Apx IV)を発現する15の血清型が存在します。これらの毒素はAPPの様々な病原性(溶血性や細胞毒性など)の発現において大きな役割を果たすことがわかっています。そしてその強い抗原性から、APP感染の血清診断に使用されてきました。しかしながら、Apx I、Apx II 、Apx IIIと血清学的に交差反応を示す毒素は、APP以外の他の細菌でも産生されます。対照的に、4番目のRTX毒素であるAPx IVは全てのAPP血清型において共通に産生される毒素です。

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IDEXX APP エリーザキット



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