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ADV (gI) エリーザ キット
オーエスキー病ウイルス(ADV)/仮性狂犬病ウイルス(PRV)
ADV(gI)エリーザキットは、豚の血清からオーエスキー病ウイルス(ADV/PRV)のgI抗原に対する抗体を検出します。抗体が存在する場合、オーエスキー病ウイルスの野外株に暴露されていることを意味します。この検査は豚群の管理やオーエスキー病根絶のために使用することを目的としています。(動物用体外診断用医薬品)
*入手可能または流通地域:日本のみ
検査の詳細
特徴
- 血清検体
- 約2時間のアッセイで結果を取得
- ワクチン接種済みの動物と感染した動物を判別可能(DIVA)
製品コードとサイズ
99-08351(6プレート*)
*ストリップごとに分割不可
オーエスキー病ウイルス(ADV)/仮性狂犬病ウイルス(PRV)
仮性狂犬病ウイルス(PRV/オーエスキー病)は、豚ヘルペスウイルス1型により引き起こされます。最も死亡率が高いのは、感受性の高い雌豚から生まれたばかりの子豚に影響する感染症です。致死的な状態にある子豚は、呼吸困難、熱、唾液分泌過多、食欲不振、嘔吐、下痢、震え、鬱などの症状を呈します。
この日齢では、感染症の末期に達すると運動失調、眼振、疾走発作、断続的な痙攣、昏睡などの症状を呈し、死に至るのが一般的です。通常、明白な臨床症状が現れてから24~48時間後に死亡に至ります。離乳や肥育期の豚に見られる疾病の臨床兆候も基本的には同じですが、罹患期間が通常4~8日まで延びます。
成豚では死亡率が2%に達する場合もありますが、通常は死亡には至りません。妊娠中の豚の臨床経過はその他の成豚とほぼ同じですが、胎仔の経胎盤感染の有無により異なる場合があります。ADVは胎盤感染が発生する可能性があり、妊娠ステージによって、胎仔吸収、早産、浸漬胎仔、死産、虚弱感染仔の出産などのうち、いずれかが発生する可能性があります。
自然感染かワクチンによる仮性狂犬病ウイルスへの暴露の評価は、血清内の抗体を測定することで行えます。