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RealPCR CSFV RNA Mix
豚熱ウイルス（CSFV）
RealPCR CSFV RNA MixはIDEXX RealPCR プラットフォームの共通試薬と組み合わせて、豚熱ウイルスのRNAを検出します。共通試薬と単一のPCRプログラムにより、他のIDEXXターゲットミックスを用いて同時に検査することも可能です。（研究用試薬）
*入手可能または流通地域：米国外
検査の詳細
特徴
- CSFV RNAを検出
- 約70分間で結果取得
製品コードとサイズ
99-56022（100反応）
豚熱（CSFV）について
豚熱ウイルス（CSFV）、牛ウイルス性下痢ウイルス（BVDV）、ボーダー病ウイルス（BDV）の3つはフラビウイルス科ペスチウイルス属のウイルスです。CSFVは、感染力や病原性が高いため、養豚業に深刻な損害をもたらすほか、広範囲で死をもたらす場合があります。CSFVに感染した豚は、病気の臨床徴候が現れる前に多くのウイルスをまき散らす可能性があります。急性感染または亜急性感染を経験した豚は、抗体ができるか、慢性感染の状態になります。慢性感染の場合、死亡するまで断続的または継続的にウイルスを排出し続けることになります。妊娠した雌豚では、CSFVが胎盤や胎児にまで及ぶ可能性があり、その場合は中絶、胎児ミイラ化、死産を招きます。また、感染が妊娠中期（妊娠50日目～70日目頃） で発生すると、脆弱で持続性ウイルス血症を患う子豚が生まれる場合があります。このように持続的に感染した子豚は免疫反応がないため、ウイルスを拡散してしまう可能性があります。豚は、BVDVやBDVに感染することもあります。これらの感染は通常、軽度で感染が外に拡散されることはありませんが、CSFVの感染と判別することが重要となります。
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