Pseudalert
緑膿菌を 24 時間で検出
- 追加の確認ステップなしで、24 時間で緑膿菌を検出します。
- 水中の緑膿菌の 24 時間検出の ISO 国際標準です-ISO: 16266-2:2018。
- Standard Methods for Examination of Water and Wastewater内のMethod 9213Gとして認められているキット.
- 非検出対象細菌の偽陽性のリスクを最低限に抑えます。
- コリラートと同じ使いやすいプラットフォームです。
- 「温浴毛包炎」、「外耳炎」、他の感染症から身を守り、敏感な人々の疾病を予防します。
概要
簡便
- ウェルまたは容器の青色蛍光は陽性の結果を示します。
- コリラートと同じ使い慣れたプラットフォームです。
- 試薬は調整済みで、培地の調製が必要ありません。
- 1 回分ずつ包装されていて、便利です。
- 毒性化合物は含まれていません。
- 最確数(MPN)表はQuanti-Tray または Quanti-Tray/2000と使用してください。
迅速
- 24 時間で判定可能です。
- 合理化された検査ワークフローで、作業時間は 1 分未満。
正確
- 緑膿菌を特定的に検出して、非検出対象細菌による偽陽性のリスクを抑制します。
- 結果の信頼性が高いため、追加の確認ステップは必要ありません。
- シンプルな青色蛍光への変化によって、主観的な結果の解釈を最低限に抑えます。
サイエンス
シューダラートの仕組み
シューダラートは、水の検体中の緑膿菌の存在を検出します。
この検査は、シューダラートの試薬中に存在する基質の加水分解から緑膿菌の存在を示す細菌酵素検出テクノロジーを基にしています。
緑膿菌細胞は、シューダラートの試薬に豊富に含まれるアミノ酸、ビタミン類、他の栄養素を使用して急速に成長、増殖します。活発に成長する緑膿菌の菌株には、試薬内の基質を切断する酵素があり、紫外光下で青色の蛍光を発します。
シューダラートは、100 mL の水サンプルに含まれる 1 cfu の緑膿菌を 24 時間で検出します。
使い方
シューダラートの使い方を見る
存否判定(P/A)
ステップ 1
検体に試薬を添加し(試薬は黄色に変わります)、38℃±0.5℃で 24~28 時間培養します。
ステップ 2
紫外線(UV)ライトの下で判定します。青色蛍光は緑膿菌が存在することを示しています。蛍光の読み取りに関するヒントは、シューダラートクイックリファレンスガイド (PDF)をご覧ください。
定量検査
ステップ 1
検体に試薬を添加します(検体は黄色に変わります)。
ステップ 2
容器にIDEXX消泡液を入れます。
ステップ 3
Quanti-Tray(1~200 個用)またはQuanti-Tray/2000(1~2,419 個用)に検体を注ぎます。
ステップ 4
Quanti-Tray 用シーラーで密封し、38℃±0.5℃で 24~28 時間培養します。
ステップ 5
紫外線(UV)ライトの下で判定します。青色蛍光は緑膿菌が存在することを示しています。陽性(青色蛍光)のウェルを数え、MPN 表を参照します。蛍光の読み取りに関するヒントは、シューダラートクイックリファレンスガイド(PDF)をご覧ください。
よくあるご質問
シューダラートは、病院等の施設の水、ペットボトル入り飲料水、プール、温泉水の検体用に設計されています。ペットボトル入り飲料水の検体は、製造時のいずれかの時点(原水から完成品までの間)で採取された検体と定義されます。プールや温泉で使用されるさまざまな化学物質および洗浄剤を添加してその影響を模した、緑膿菌に関する広範な研究が行われました。シューダラートは、これら検体において負荷のかかった緑膿菌を確実に検出するために、特別に配合され試験されています。
シューダラートは、酵素基質の加水分解から緑膿菌の存在を示す細菌酵素検出法をベースにしています。緑膿菌細胞は、シューダラートの試薬に豊富に含まれるアミノ酸、ビタミン類、他の栄養素を使用して急速に成長、増殖します。活発に成長する緑膿菌の菌株には、試薬内の基質を切断する酵素があり、紫外光下で青色の蛍光を発します。シューダラートは、100 mL または 250 mL の検水に含まれる 1 cfu の緑膿菌を 24 時間で検出します。
緑膿菌は、健康問題の原因となることが知られている唯一のシュードモナス種です。この理由から、多くの国の規制は緑膿菌の検出に特化して適用されます。
シューダラートは、1 cfu/100 mL または 1 cfu/250 mL から緑膿菌を検出します。
シューダラートのコンパレータはありません。結果判定での比較には、陰性コントロールを使用してください。
水サンプルを 38℃±0.5℃で 24 時間培養し、最長 28 時間まで結果は有効です。
いいえ。38℃±0.5℃以外の温度では、非検出対象細菌が現出する可能性があります。
はい。ただし、陽性の場合に限ります。菌を植え付けたシューダラートの存否判別検体で、24 時間以内に緑膿菌陽性をしめしたものは、緑膿菌陽性が確定します。ただし、検体中の緑膿菌の正確な定量的判断については、24~28 時間の培養で判定する必要があります。
はい。ただし、陰性の場合に限ります。菌を植え付けたシューダラートの検体で、不注意によって 28 時間以上培養されたものは、青色蛍光の発色がないことが有効な陰性の結果となります。28 時間以降に青色蛍光がみられた場合は有効な陽性の結果ではありませんので、再度検査を行うか、検証が必要です。
はい。Quanti-Tray および Quanti-Tray/2000 は、100 mL 用のシューダラートと一緒に使用することができますが、250 mL 用とは使用できません。
存否判定では、滅菌済みの透明な非蛍光性容器を使用してください。Quanti-Tray および Quanti-Tray/2000 システムでは、滅菌済み容器であればどれでも使用可能です。
2~30℃で暗所保管してください。
シューダラート試薬粉末は黄褐色で、流動性の粉末です。粉末の色または完全性について心配なことがある場合は、IDEXXテクニカルサービスにご連絡ください。
検体と試薬の混合によって泡が立ちます。Quanti-Tray または Quanti-Tray/2000 で検体を密閉する前に、泡立ちを抑えるためにIDEXX消泡液が必要です。
関連資料とツール
検査製品とその他製品
水質検査と付属ツールを検索
製品情報
シューダラート(20 回分)
カタログ番号:WPSE020I
シューダラート(200 回分)
カタログ番号:WPSE200I
シューダラート/Quanti-Tray(20 回分コンボ)
カタログ番号:WCMBPA-20
シューダラート/Quanti-Tray/2000(20 回分コンボ)
カタログ番号:WCMBPA-20-2K
シューダラート/Quanti-Tray(200 回分コンボ)
カタログ番号:WCMBPA-200
シューダラート/Quanti-Tray/2000(200 回分コンボ)
カタログ番号:WCMBPA-200-2K
IDEXX-QC シュードモナス
カタログ番号:N3373-WQC-PSE
スナップパックと Quanti-Tray セットをご用意しています。
関連資料
IDEXXの水質検査製品群の多くの製品に対する参考資料および承認文書があります。下のリンクを選択して必要な文書を見つけてください。