ショートカット


Enterolert-DW

飲料水中の腸球菌を検出


 

エンテロラート-DWとQuanti-Trayシステムのセットでできること。

  • ISO 7899-2 と比べて正確かつ特定的です。 
  • 結果は 24 時間で確認可能です。
  • コリラート-18と同じ使いやすいプラットフォームです。

お問い合わせ


概要

簡便
  • 培地は準備済みです。
  • シンプルな手順。
  • 最確数(MPN)の一覧があります。
  • 1 回分ずつ包装されているので、培地を準備するが必要ありません。
  • 試薬には毒性化合物は含まれていません。
 
迅速
  • 結果は 24 時間で確認可能です。
  • シンプルな精度管理。
  • 作業時間は 1 分未満。
正確
  • すべての検体に対して ISO 7899-2 と比較して精度が高くなっています。
  • 塩素を加えた検体では、飲料水の微生物学(、 (MoDW)第5章の方法と比べて、より正確です。
  • 液体濃縮で効果的な回収を実現。
  • 従来手法による結果の主観的解釈を排除。

サイエンス

エンテロラート-DW の仕組み

エンテロラート-DW は、特定酵素基質法(DST)の栄養指標物質を使用して、腸球菌を検出します。IDEXX社製Quanti-Trayシステムと組み合わせることで、24時間で定量的かつ確実な結果を提供することができます。エンテロラート-DW は栄養指標物質としてオルト-ニトロフェニル-β-D-グルコシドを利用し、その配合の中に特別設計した青色の背景色を取り入れています。酵素基質が腸球菌によって代謝されると、検体が青色から緑色に代わって検出を示します。元の色から緑色に代わる場合はすべて陽性の結果と考えられます。紫外線の光源は必要ありません。

 

使い方

 

エンテロラート-DW の使い方を見る

定量検査


ステップ 1

検体に試薬を添加します。容器に蓋をして、揺らして混ぜます。

ステップ 2

Quanti-Tray(1~200個用)またはQuanti-Tray/2000(1~2,419 個用)に検体の試薬を添加します。

ステップ 3

Quanti-Tray 用シーラーを使用して密封し、41℃±0.5℃で 24 時間培養します。

ステップ 4

陽性ウェルを計数し、最確数(MPN)表を参照してください。

よくあるご質問

 

エンテロラート-DW は、飲料水の検体中に含まれる腸球菌種を検出するよう設計されています。IDEXX独自の特定酵素基質法(DST)に基づいています。エンテロラートDW は栄養指標物質としてオルト-ニトロフェニル-β-D-グルコシドを利用し、その配合の中に特別設計した青色の背景色を取り入れています。酵素基質が腸球菌によって代謝されると、検体が青色から緑色に代わって陽性検出を示します。元の色から緑色に代わる場合はすべて陽性の結果と考えられます。紫外線の光源は必要ありません。

エンテロラート-DW は、飲料水の検体中に含まれる腸球菌を検出するよう設計されています。すべての微生物法と同様に、一部の種の腸球菌は他より容易に検出されます。各種試験および研究で検出された腸球菌種の例をいくつか挙げます。

エンテロコッカス・フェカーリス
エンテロコッカス・フェシウム
エンテロコッカス・ヒラエ
エンテロコッカス・ガリナルム
エンテロコッカス・カッセリフラバス
エンテロコッカス・デュランス
エンテロコッカス・アビウム

エンテロラート-DW のコンパレータはありません。結果判定での比較には、陰性コントロールを使用してください。

エンテロラート-DW は 41℃±0.5°Cで 24 時間培養し、地域の規制がない限り結果は 28 時間後まで有効です。

はい。ただし陽性の場合に限ります。菌を植え付けたエンテロラート-DW の検体で、24 時間以内に腸球菌に陽性を示したものは、腸球菌に陽性が確定します。

はい。ただし陰性の場合に限ります。菌を植え付けたエンテロラート-DW の検体が不注意によって 28 時間以上培養された場合、緑色ではないことが有効な陰性の結果となります。28 時間後に緑色がみられる場合は有効ではなく、検査を繰り返すか、検証が必要です。

エンテロラート-DW は Quanti-Tray システムと一緒に使用しますので、滅菌済みの容器であればどれでも使用可能です。

エンテロラート-DW は、直射日光を避けて、湿度の低い 2~25℃の場所で保管してください。

酵素基質が腸球菌によって代謝されると、検体が青色から緑色に代わって陽性の結果を示します。元の色から緑色に代わる場合はすべて陽性の結果と考えられます。

エンテロラート-DW は飲料水用に設計されています。水処理への影響を模して腸球菌に塩素を添加する試験が広範に行われています。

エンテロラート-DW は他の種類の水にも使用できる場合があります。検査を実施する前に、検査対象となる水の種類が本製品と使用できるかを確認するために、一般的な検査室検証プロトコルを使用することをお勧めします。

エンテロラート-DW の試薬粉末は白色から灰色がかった白色で、かすかに緑色が混ざる流動性の乾燥粉末です。試薬粉末の色または性状に関するご懸念は、IDEXXテクニカルサポートにご連絡ください。

関連資料とツール

検査製品とその他製品

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関連資料

IDEXXの水質検査製品群の多くの製品に対する参考資料および承認文書があります。下のリンクを選択して必要な文書を見つけてください。

製品情報

エンテロラート-DW(20 回分)
カタログ番号:WENTDW-020

エンテロラート-DW(200 回分)
カタログ番号:WENTDW-200

スナップパックと Quanti-Tray セットをご用意しています。

水質検査カスタマーサポート

03-5301-6800 (自動音声後[4])